「自由の女神」撤去要求の電子署名を開始してからの3日間を時系列で追ってみました。
13日 20:00 「自由の女神」撤去要求の電子署名を開始。
6人の発起人が一斉にTwitterやブログなどで情報の拡散を開始
14日 13:00 署名を開始した旨を函館市(都市建設部長)と設置者(北村水産社長)にメールで通知
14日 16:00 北村社長や函館市から相次いで筆者の携帯に電話。
「撤去しないとは言っていない」「なぜ市民団体と協議を求めているのか、その理由を理解してほしい」(北村社長)
「これ以上あまり騒ぎを大きくして相手を刺激しないほうがいい」(市)。
14日 20:00 電子署名が累計70を突破。
Twitter上でのRTなど急速に情報が拡散。署名サイト自体の閲覧数が250を突破。
15日 12:00 Twitter上で情報。 テレビのニュースで北村社長が「来月までに女神像を撤去する」と明言したという。条件つきなのかどうか、確認を急ぐ。それにしても徹底的にメディアでの露出を意識したやり口。
15日 12:50 http://bit.ly/9nmmOT HBCのサイトで確認できました。今までは「話し合いが実現するまで撤去しない」が「まず撤去するから話し合いに応じて」と順序が逆になったようだ。だがまだ予断は許さない。署名活動は、「撤去と環境維持」が確認できるまでは継続。
15日 13:00 発起人のひとりから「ホントですね。先ずは、ひと安心。・・・そこまでコメントしているのでしたら、覆すことはないと信じます。それにしても、恐らく、女神の最後の姿を見に行く人が増えますよね。」と
15日 13:30 こういう情報もメールで届く。 「お昼のNHK全道ニュースで、北村水産の社長が会見を開き、来月20日(13日?)までに自由の女神像を撤去すると発表したそうです。お盆や観光シーズンやらを過ぎた期日を設定せず一日も早くやってほしいものですが、まずは!よかったかなと。」
たしかに、1カ月以上先に撤去日を設定して、PRの成果だけはしっかりとろうという考えか。
15日 19:00 署名累計が120を突破
15日 19:30 道新夕刊に「撤去表明」の記事。朝10時に記者会見だと昼のニュースと夕刊に間に合うことを計算に入れた巧妙さ。話題が旬のうちに「撤去声明」で新聞に大きく取り上げられることを狙うというあたりなかなか。
16日 9:00 新聞は一斉に「撤去決断」「景観論争に終止符」(函新)と。だが、北村社長の説明「2Fのフリー(自由)スペースにちなんで「自由」の女神を設置したんだ」(道新)とをほぼまるのみにするなど、同社長のメッセージに振り回されていないか。「観光大使の佳山歌手の説得で最終的に決断」というのもマスコミ受け狙いにしかみえない。
市幹部同席で歴風会と初「協議」とも。
16日 10:30 14日付けの「経済ジャーナル」(地域経済情報誌)記事「二十間坂の“自由の女神”動かず」は出色。住民側の「環境汚染」を危惧する意見などもきちんと押さえ、北村水産の企業としてのプロフィルも詳しく伝え、全体としてバランスのとれた記事。新聞のニュース報道とは一線を画した。
16日 14:00 市によれば、「撤去の確認」は書面で(勧告の期限から一週間遅れることの要望も」昨日10時に部長が北村水産に出向いて受け取ったという。
16日 15:00 現在 署名累計 170。Twitterなどからの署名サイトへのアクセスは600超。(署名数/アクセス が3割というのも高いヒット率)
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